もちスラPet開発日記 #01 - 設計の誕生

Burn 開発日記 設計

🔥 新プロジェクト始動

今日、もちスラプラットフォームの新しいコンポーネント「もちスラPet」の設計を行った。これは単なる育成アプリではなく、Burn設計哲学の新しい解釈を具現化するものだ。

「Burnは消失ではなく、変換・昇華である」

💡 コンセプトの誕生

これまでのBurn設計は「引き算の美学」として、削ぎ落とすことに焦点を当てていた。しかし今日、新しい視点が生まれた。

無形資産(日記・カルテ) → Burn → 有形資産(Petの成長)

日記やカルテという無形の記録を「焼く」ことで、目に見えるPetの成長へと変換する。これは引き算ではなく、変換・昇華のプロセスだ。

なぜPetなのか

  • 可視化: 内面の努力が目に見える形になる
  • 愛着: Petへの愛着 = 自分のケアへの愛着
  • 継続: 成長を見ることがモチベーションに
  • 救済: 辛い記録も「変容の灰」として価値を持つ

🎨 進化デザイン

Petは5段階で進化する。それぞれの形態は、Burnの積み重ねを表現している。

🥚 タマゴ   → 最初の一歩
💧 水      → 純粋な始まり (Lv.1-10)
🍯 水あめ   → 凝縮と甘美 (Lv.11-20)
🍯 蜂蜜    → 熟成と深み (Lv.21-30)
🟠 琥珀    → 時の結晶化 (Lv.31-40)
💎 結晶    → 究極の昇華 (Lv.41-50)

特に印象的なのは「水→水あめへの変化」だ。Burnによって液体が粘度を増し、色が変わり、動きが変わる。これは視覚的にも美しい変換プロセスだ。

🔬 Essence抽出システム

日記をBurnすると、5種類の「Essence(燃焼精髄)」が抽出される。これがPetの成長エネルギーとなる。

5つのEssence

  • 🔥 情熱の焔 - 長文や深い内省から抽出
  • 💧 癒しの雫 - ポジティブな記録から
  • 成長の閃光 - 新しい気づきから
  • 🌿 継続の芽 - 連続記録日数から
  • 変容の灰 - 困難を乗り越えた時に

特に「変容の灰」の設計には思い入れがある。辛い日記、ネガティブな記録も、乗り越えることで最も価値のあるEssenceへと変わる。これはBurn哲学の核心だ。

🎭 たまごっち的生命感

技術的な設計で最も時間をかけたのが「生きてる感」の実装だ。

アニメーション設計

  • 常時動作: 5フレームのスプライトアニメーション(1.5秒ループ)
  • 呼吸: ゆっくりとした拡縮
  • ランダムアクション: 3秒ごとにぴょん/まばたき/首傾げ
  • タップ反応: 喜びのアニメーション + ハート

特にこだわったのは「影の動的生成」。イラストには影を描き込まず、プログラムで動的に生成する。これによりPetが跳ねると影が縮み、Burn時には影がオレンジ色に変化する。

// 影もアニメーションと連動
Container(
  width: 120 * shadowScale,
  decoration: BoxDecoration(
    color: Colors.black.withOpacity(0.15),
    borderRadius: BorderRadius.circular(60),
  ),
)

🥚 タマゴからの誕生

初回起動時の演出にもこだわった。

  1. タマゴがゆらゆら揺れている
  2. 「最初の日記をBurnしよう」
  3. Burn実行 → ヒビが入る
  4. パリン! 光と共に孵化
  5. もちスラPet誕生 🎉

この演出により、ユーザーは「自分のBurnによってPetが生まれた」という特別な体験を得る。

🎥 YouTube配信への野望

今日の設計で最も興奮したのは、Live2D対応の可能性だ。

できること

  • しゃべる: 音声に合わせた口パク
  • 表情変化: 喜怒哀楽の表現
  • チャット連動: 視聴者の「!burn」コメントで反応
  • 配信オーバーレイ: ステータス表示やEssenceカウンター

これにより、もちスラPetは単なるアプリを超えて、配信のパートナーになる。開発の進捗を配信しながら、Petも一緒に成長していく...そんな未来が見えた。

📐 設計ドキュメント

今日作成した設計書は以下の通り:

  • ✅ プロジェクト概要とコア哲学
  • ✅ 技術スタック(Flutter + Firebase + Gemini API)
  • ✅ データ構造設計(Pet State、Essence、進化システム)
  • ✅ アニメーション仕様(アイドル/タップ/Burn変化)
  • ✅ イラスト素材リスト(75枚 + Live2D用PSD)
  • ✅ タマゴ演出とYouTube配信オーバーレイ
  • ✅ 実装フェーズ(8週間計画)

🎯 最小実装セット

完璧主義に陥らないよう、MVPを明確に定義した。

必要最小限

  • Pet水状態: 5フレーム
  • タマゴ: 11フレーム
  • 基本のBurnシステム
  • レベルアップ演出

合計16枚のイラストだけで、コンセプトの検証ができる。

💭 気づきと葛藤

Burn設計の拡張

今日の設計で、Burn哲学が新しい次元に到達したと感じる。

  • 従来: 引き算(削ぎ落とす)
  • 今回: 変換(昇華させる)

どちらも「本質」を大切にする点では同じだが、アプローチが異なる。引き算が静的な美なら、昇華は動的な美だ。

ゲーミフィケーションへの懸念

一方で、懸念もある。Petの育成がメインになり、日記を書く本来の目的が二の次にならないか?

この問いへの答えは、設計に組み込んだ。

  • Petは手段であり目的ではない
  • 「変容の灰」システムで、辛い経験も価値化
  • 一度Burnした記録は元に戻せない(真剣さの担保)

📊 技術的チャレンジ

感情分析の精度

Essence抽出にAI(Gemini API)を使う予定だが、感情分析の精度が課題になる。特に:

  • 日本語の微妙なニュアンス
  • 「辛かったけど乗り越えた」の検出
  • プライバシー保護(ローカル処理の検討)

アニメーションのパフォーマンス

5フレームのスプライトアニメーション + 呼吸 + ランダムアクション + 影の動的生成。これらを同時に実行してもスムーズに動作するか、実装時の検証が必要。

🚀 次のステップ

短期(1週間以内)

  • [ ] Pet水状態の5フレームイラスト作成
  • [ ] Flutterプロジェクト初期化
  • [ ] スプライトアニメーション実装

中期(1ヶ月以内)

  • [ ] Burnシステム実装
  • [ ] タマゴ孵化演出
  • [ ] 基本的な成長システム

長期(3ヶ月以内)

  • [ ] 全形態のイラスト完成
  • [ ] Live2D対応
  • [ ] YouTube配信開始

🎨 最後に

今日、8時間かけて作った設計書は、11のマークダウンファイルに及ぶ。データ構造、アニメーション、イラスト仕様、配信システム...すべてが明確になった。

何より嬉しいのは、Burn設計という抽象的な哲学が、ぷるぷる動くもちスラPetという具体的な形を得たことだ。

無形が有形へ。

日記がPetへ。

努力が成長へ。

これがBurn昇華システムだ 🔥


次回: イラスト制作開始 & 初回実装の記録