🤖 "AI開発" のリアルな失敗事例

AI 失敗談 Quartz トラブルシューティング

「AIに指示を出せば、寝ている間にブログができている」
…そんな甘い話はありませんでした。

このブログはAI(Gemini/Claude)とペアプログラミングで作っていますが、構築中に AIが盛大にやらかした(見落とした) ミスが3つありました。

同じ罠にハマる人を減らすために、あえて 「AIの失敗例」 として記録に残します。


❌ 失敗1:Windows環境への配慮不足

AIは最初に自信満々でこう言いました。

npx quartz create を実行してください!簡単です!」

しかし、私のWindows環境(PowerShell)では…

  • 💥 実行ポリシーエラー(セキュリティでブロックされる)
  • 💥 npmエラーcould not determine executable

AIはLinux/Macベースの知識が強く、Windows特有のクセ(文字コードや権限まわり)に弱いです。

✅ 解決策

「インストーラー」に頼るのをやめ、git clone で直接ソースコードを持ってくる という原始的な方法で解決しました。AIが提案する「スマートな方法」が動かないときは、泥臭い方法が最強です。


❌ 失敗2:Jekyllの亡霊 (Ghost Jekyll)

GitHubにコードを上げたら、謎のビルドエラーが発生。
Liquid syntax error という聞き覚えのないエラーです。

AIの言い分:

「Quartzのコードは正しいはずです…」

実は、GitHub Pagesはおせっかいな機能 を持っています。何も指定しないと「Jekyll」という古いブログエンジンだと思い込んで勝手にビルドし始め、Quartzのファイルを読み込んで自爆していたのです。

AIはこの「プラットフォームの仕様」を考慮に入れていませんでした。

✅ 解決策

.nojekyll という空ファイルを置く。「これはJekyllじゃないから触るな!」という魔除けです。これで亡霊は消えました。


❌ 失敗3:デプロイ設計図の欠落

「エラーは消えたのに、サイトが表示されない…?」
AIと一緒にフォルダを確認すると、ある重大なファイルが欠けていました。

deploy.yml(サイトを公開するための手順書)

AI:「あ、テスト用の ci.yaml はありましたが、公開用のファイルを作るのを忘れていました(テヘペロ)」

AIは「コードを書く」のには夢中になりますが、それを「どうやってサーバーに置くか」という 最後の一手 を忘れる傾向があります。

✅ 解決策

人間が気付いて指摘し、deploy.yml を作成させました。AIは万能ではなく、「詰めが甘い部下」 だと思って接するのが正解です。


💡 教訓

AI開発は「全自動」ではありません。
「AIが書いたコードを、人間が疑い、エラーログを突きつけて修正させる」 という 泥臭いラリー そのものです。

でも、そのラリーがあったからこそ、このブログは完成しました。
「AIも失敗するんだな」と暖かく見守りながら、一緒にデバッグを楽しめる余裕が必要ですね。


この記事も、AIに自分の失敗を書かせています。